ファスナーの分類パート2

（7）ワッシャー：偏平リング形状のファスナーの一種。ボルト、ねじ、ナットの支持面と接続部の表面の間に配置することで、接続部の接触面積を増やし、単位面積あたりの圧力を下げ、接続部の表面を損傷から保護します。別のタイプの弾性ワッシャーです。ナットの緩みを防ぐ役割も果たします。

（8）止め輪：鉄骨構造物の軸溝や穴溝に取り付けられ、軸や穴の部品が左右に動かないようにする役割を果たします。

（9）ピン：主に部品の位置決めに使用されますが、部品の接続、部品の固定、電力の伝達、または他の留め具のロックにも使用されるものもあります。

（10）リベット：ヘッドとネイルロッドで構成されるファスナーの一種で、2つの部品（またはコンポーネント）を貫通穴で固定して接続し、全体を作成するために使用されます。この形式の接続は、リベット接続、または略してリベットと呼ばれます。取り外し不可能な接続です。結合されている2つの部品を分離するには、部品のリベットを壊す必要があります。

（11）アセンブリと接続のペア：アセンブリとは、特定の小ネジ（またはボルト、自給ネジ）と平ワッシャー（またはスプリングワッシャー、ロックワッシャー）の組み合わせなど、組み合わせて提供されるファスナーのタイプを指します。接続ペアとは、鉄骨構造用の高強度六角ボルト接続ペアなど、特殊なボルト、ナット、ワッシャーの組み合わせによって供給されるファスナーのタイプを指します。

（12）溶接釘：研磨されたロッドとネイルヘッド（またはネイルヘッドなし）で構成される異種ファスナーにより、他の部品と接続するように溶接によって部品（またはコンポーネント）に固定および接続されます。